尼さんはつらいよ [ 勝本華蓮 ]
■新潮新書■勝本華蓮■新潮社■2012年01月尼さんは、清く、正しく、美しい・・・なんてイメージは大昔の話。その実像は大きく掛け離れたものである。後継者難で絶滅の危機に瀕している尼寺、女同士のドロドロとした人間関係、残念な修行生活、男僧に狙われる尼……。発行年月:2012年01月 予約締切日:2012年01月13日 ページ数:206p サイズ:新書 ISBN:9784106104534 勝本華蓮(カツモトカレン)尼僧。1955(昭和30)年大阪府生まれ。デザインの仕事に携わるが、91年、天台宗青蓮院門跡にて得度。京都大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻はパーリ仏教。東方学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 尼さんとは誰のことかー尼僧の歴史と現状/第2章 お寺と縁のない家に生まれたー在家の頃/第3章 仏縁に導かれて出家したもののー出家と得度/第4章 尼になるための修行ー比叡山での日々/第5章 渡る尼寺は鬼ばかりー尼寺の虚像と実像/第6章 尼さんはつらいよー尼僧をめぐる諸問題/第7章 今どき尼さんになる人ー尼僧の傾向と対策/第8章 「ヤルシカ系尼さん」へのヒントー新・尼僧の生き方 尼さんは、清く、正しく、美しいーなんてイメージは大昔の話。その実像は大きく掛け離れたものである。絶滅の危機に瀕している尼寺、女同士のドロドロとした人間関係、残念な修行生活、男僧に狙われる尼…。志ある尼さんは今、理想と現実のギャップに悩み、居場所を求めて彷徨っている。男尊女卑の仏教界、受難の歴史、今どき出家する女性のタイプなど、現役の尼僧が知られざる素顔に迫る。 本 人文・思想・社会 宗教・倫理 仏教
価格:735円
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